2017年6月20日火曜日

GPU版の Darknet で ImageNet 分類を試してみた。(I tried ImageNet classification with Darknet GPU version.)

アドバイス

はじめに

先週(GPU版の)Darknet で ImageNet 分類を試してみたが、失敗してしまいCPU版なら分類することができた
今日、親切な sounansu さんが対処方法を教えてくれ、その方法を試したところ解決したので、メモしておく。

対処

cfg/extraction.cfg ファイルの開き、2行目のsubdivisionsの値を大きくしてみた

[net]
batch=128
subdivisions=4
height=224
width=224
max_crop=320
channels=3
momentum=0.9
decay=0.0005

初期値は1
値2では、out of memoryの発生する場所がかわり、値1の時より処理が進んでいた。
値3でも同様の、out of memoryが発生したが、さらに処理が進んでいた。
値4にしたところ、問題なく分類することができた。

結果


GPU
../work/p27.png: Predicted in 0.014197 seconds.
  99.99%: king penguin
  0.00%: killer whale
  0.00%: drake
  0.00%: toucan
  0.00%: magpie

CPU
./work/p27.png: Predicted in 4.877716 seconds.
  100.00%: king penguin
   0.00%: toucan
   0.00%: killer whale
   0.00%: albatross
   0.00%: anemone fish

ざっと350倍に速度が向上したが、スコアが若干異なっている。



GPU
../work/p5.png: Predicted in 0.016148 seconds.
  7.67%: projector
  7.03%: paper towel
  4.99%: barbell
  4.00%: vacuum
  3.21%: loudspeaker

CPU
../work/p5.png: Predicted in 6.501382 seconds.
  8.66%: dumbbell
  7.49%: toyshop
  5.21%: vacuum
  3.73%: projector
  3.64%: espresso maker

こちらは400倍に向上しているが、結果がまったく異なる。

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