2015年2月9日月曜日

Raspberry Pi 2 と Raspberry Pi のOpenCVのパフォーマンスを比較した

Paspberry Pi 2 と Raspberry PiのUinuxBenchは公開されているので、
自作のベンチマークプログラムを使用しOpenCVの処理時間を比較してみた

Raspberry Piの方は、ソースをビルドしたものではなく
sudo apt-get install libopencv-devを使用してOpenCV 2.4.1をインストールしている。
Raspberry Pi のビルド時間が数時間と言われていたので、既存のものをそのまま利用した。
関連ページはここ


Raspberry Pi 2の方は、6倍の処理速度の評判のため、2.4.10のソースを自分でビルドした
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計測方法

計測した関数は、以下のもので、使用頻度と計算量を考慮して選択している。
引数は、なるべくデフォルトのものを使用している。
計測に使用した画像は、sampleで提供されているものであり、640 x 480の画像を使用している
  • CloneRGB
  • pyrDown
  • pyrUp
  • cvtColor
  • GaussianBlur ksize(5x5)
  • Sobel CV_32F xorder
  • threshold BINARY Th 128 Max 255
  • Orb FeatureDetector
  • Orb DescriptorExtractor
  • BFMatcher NORM_L2
  • StereoBM BASIC_PRESET
  • calcOpticalFlowFarneback
  • CascadeClassifier
計測結果


単位はmsecである。
右の欄は処理時間の比である。

一声6倍と言われているが、NEONの効果かもしれないが、それ以上に改善された関数もある。
特に物体検出に利用されるCascadeClassifierが速くなったのは、嬉しいかもしれない。

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