自作のベンチマークプログラムを使用しOpenCVの処理時間を比較してみた
Raspberry Piの方は、ソースをビルドしたものではなく
sudo apt-get install libopencv-devを使用してOpenCV 2.4.1をインストールしている。
Raspberry Pi のビルド時間が数時間と言われていたので、既存のものをそのまま利用した。
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Raspberry Pi 2の方は、6倍の処理速度の評判のため、2.4.10のソースを自分でビルドした
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計測方法
計測した関数は、以下のもので、使用頻度と計算量を考慮して選択している。
引数は、なるべくデフォルトのものを使用している。
計測に使用した画像は、sampleで提供されているものであり、640 x 480の画像を使用している
- CloneRGB
- pyrDown
- pyrUp
- cvtColor
- GaussianBlur ksize(5x5)
- Sobel CV_32F xorder
- threshold BINARY Th 128 Max 255
- Orb FeatureDetector
- Orb DescriptorExtractor
- BFMatcher NORM_L2
- StereoBM BASIC_PRESET
- calcOpticalFlowFarneback
- CascadeClassifier
単位はmsecである。
右の欄は処理時間の比である。
一声6倍と言われているが、NEONの効果かもしれないが、それ以上に改善された関数もある。
特に物体検出に利用されるCascadeClassifierが速くなったのは、嬉しいかもしれない。
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