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2.4.9までは、OpenGL、OpenNI、CUDAを使用しなければ、ダウンロードしたファイルを展開して、pathの設定すれば使用できたが、今回は自分でビルドする必要があるので手間がかかる。
以下は、Windows8.1 64bit版上で、Visual Studio 2013 Express for Desktopで、OpenCV3.00 alphaのプログラムを開発するための環境を構築する方法である。
今回はメインモジュールのみ contribは後で
ソースの取得
このページに移動し、opencv-3.0.0-alpha.exeをダウンロードする。
ダウンロードサイズは350M、展開すると3.5Gになる。
展開したいフォルダーの構成は、2.4.9と同じくソースとビルドに分けられている。
opencv-3.0.0-alphaのbuildには、staticなライブラリは準備されているが、共有ライブラリが準備されていないので、自分でビルドしないといけない。
先ほど展開したフォルダーをd:\の直下に移動させ、フォルダー名をopencv30alphaに変更する。
また、作業用にopencv30alphaの下にworkのフォルダーを新規に作成する。
cmakeの準備と設定
ビルドには、cmakeが必要なので、このページに移動しzip版をダウンロードする。
ダウンロードしてzipを展開後に、binの下のcmake-gui.exeを起動する。
ソースの場所は、D:\opencv30alpha\sourcesを指定する。
バイナリは、D:\opencv30alpha\workを指定する。
Configureボタンを押下すると、コンパイラの選択ダイアログが表示されるので、Visual staudio 12 2013を選択する。
Configure、画面上部にオプションの選択画面が表示される。赤色の表示だが気にしなくてよい
環境にあったオプションを選択する。今回は、1394やcudaやtestを外している。
選択が終わったら、Generateのボタンを押下する
完了するとD:\opencv30alpha\workに、VisualStudio 2013用のプロジェクト一式ができている
プロジェクトのビルド
workフォルダーのOpenCV.slnをダブルクリック
visual studio 2013が起動する
プロジェクトの構成をリリースに変更しビルドを開始
マシンに依存するが約10分で完了する
alpha版では、ビルドが最後まで終わらないので、以下の作業を手動で行う
ソリューションエクスプローラのINSTALLを選択し、マウス右ボタンでメニューを表示し、ビルドを指示する。
これにより開発に必要なファイル一式がD:\opencv30alpha\work\installの下にコピーされる
リリース版が終わったなら構成をdebugに切り替えて、ソリューションのビルドと、INSTALLのビルドを行う
以上の処理で、2.4.9までと同様の状態になる。このあと、プロパティシートを作成し、環境変数の登録を行えばよい。
以上
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