前置きは、前の記事と同じなので省略するが、できれば+1を押してほしい。
プロパティシートを使用したOpenCVアプリの開発方法を示す。
OSの環境変数の設定(要管理者権限)
コントロールパネル、システムとセキュリティ、システムを開き
システムの詳細設定の環境変数ボタンを押し
システム環境変数のPathの編集
末尾に";C:\opencv30a\work\install\x86\vc10\bin"を追加
(この作業後、一度ログオフし、再度ログインする)
Visual C++ 2010 Expressのパスの設定を行う
以前の記事では、システム全体のプロパティを書き換えていたが、この方法ではOpenCVに関係ないプロジェクトも影響を受ける
今回は、専用のプロパティシートを作成する。
OpenCV3.0alphaのプログラムを作成する場合は、この作成したプロパティシートを読み込むことで、パスの指定を行うことになる。
プロパティシートを読み込みは、プロジェクト作成後に、メニューの表示でプロパティマネージャを呼び出し、プロジェクト名を選択した状態で、既存のプロパティシートの読み込みボタンを押し、OpenCV30a.propsを読み込む。
プロパティシートの作成
c:\tmpに、エディタを開き以下の内容をコピーし、OpenCV30a.propsという名前でファイルを保存する。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<Project ToolsVersion="4.0" xmlns="http://schemas.microsoft.com/developer/msbuild/2003">
<ImportGroup Label="PropertySheets" />
<PropertyGroup Label="UserMacros" />
<PropertyGroup />
<ItemDefinitionGroup>
<ClCompile>
<AdditionalIncludeDirectories>C:\opencv30a\work\install\include;%(AdditionalIncludeDirectories)</AdditionalIncludeDirectories>
</ClCompile>
<Link>
<AdditionalLibraryDirectories>C:\opencv30a\work\install\x86\vc10\lib;%(AdditionalLibraryDirectories)</AdditionalLibraryDirectories>
</Link>
</ItemDefinitionGroup>
<ItemGroup />
</Project>
以上
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