ちょうどこの上にあるG+1のボタンを押してもらうと、Goolgeの検索に見つかりやすくなるので、ご協力いただきたい。
2.4.9までは、OpenGL、OpenNI、CUDAを使用しなければ、ダウンロードしたファイルを展開して設定すれば使用できたが、今回は自分でビルドする必要があるので手間がかかる。
以下は、Windows7 64bit版上で、Visual Studio 2010 Express Editionでプログラムを開発するためのものである。(Windows7 32bit版でも同じ手順でできる)
ソースの取得
ここに移動し、opencv-3.0.0-alpha.exeをダウンロードする
ダウンロードサイズは350M、展開すると3.5Gになる
フォルダーの構成は、2.4.9と同じくソースとビルドに分けられている
今回、buildには、staticなライブラリは準備されているが、共有ライブラリが準備されていないので、自分でビルドすることになる。
最初に、先ほど展開したc:\の直下に移動させ、フォルダー名をopencv30aに変更している
また、作業用にopencv30aの下にworkのフォルダーを新規に作成している
cmakeの準備と設定
ビルドには、cmakeが必要なのでここに移動しZIP版をダウンロードする
ダウンロードして展開後に、cmake-gui.exeを起動する
ソースの場所を指定する。
バイナリは、先ほど作成したworkを指定する。
Configureボタンを押下すると、コンパイラの選択ダイアログが表示されるので、Visual staudio 10 2010を選択する。
Configureの作業の途中でエラーが発生した。
for file: [C:/opencv30a/sources/3rdparty/ippicv/downloads/windows-b5028a92224ec1fbc554010c52eb3ec8/ippicv_windows_20140429.zip]
expected hash: [b5028a92224ec1fbc554010c52eb3ec8]
actual hash: [d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e]
status: [6;"couldn't resolve host name"]
ippicv_windows_20140429.zipファイルを見てみるとサイズが0となっており、ダウンロードに失敗しているようだ
そこで手動でippicv_windows_20140429.zipを、ここからダウンロードし、上記ファイルを置き換える
今度は、Configureが成功し、画面上部にオプションの選択画面が表示される。
環境にあったオプションを選択する。今回は、1394やcudaやtestを外している。
選択が終わったら、Generateのボタンを押下
完了するとWorkフォルダーにVisualStudio 2010用のプロジェクト一式ができている
プロジェクトのビルド
workフォルダーのOpenCV.slnをダブルクリック
visual studio 2010が起動する
プロジェクトの構成をリリースに変更しビルドを開始
マシンに依存するが約10分で完了する
libは、C:\opencv30a\work\lib\Release
dllは、C:\opencv30a\work\bin\Release
に作成される。
デバッグが必要な場合は、プロジェクトの構成をデバッグに変更しビルドする
libは、C:\opencv30a\work\lib\Debug
dllは、C:\opencv30a\work\bin\Debug
includeは、workにみつからないので、オリジナルのC:\opencv30a\build\includeを使用することになる
環境構築2に続く
以上
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