2013年2月20日水曜日

OpenCVでステレオ画像を扱う 1


一時期3Dが流行したころ、日本のスマフォも3D機能を有しており、3Dモードでのカメラ撮影や、3Dモード撮影した画像を3Dモードで見る機能を有しているものがいくつかリリースされた。
そのようなスマフォの1機種である HTC の ISW11HT を有しているので、撮影した3D画像をOpenCV で処理することを考えている。

ISW11HT は、回線契約をしていなくても WiFi でインターネットにアクセスでき、白ROMを安く入手することができる。
最新の機種と比較するとスペック的には、見劣りするがデュアルコアでメモリも1G有しているのでそれなりに遊べる。

さて、ISW11T では、本体に2D-3Dのモード切替えスイッチを有しており、これを3Dにすると、カメラの撮影が3Dモードとなる。

3Dモードで静止画を撮影すると、拡張子 .mpo のファイルが作成される。この拡張子のままでは、OpenCV で読み込むことができないので、有志が提供しているmpo2jpg.exe というプログラムを使用して左右2つの jpg ファイルに変換する必要がある。

一方、3Dモードで動画を撮影すると、拡張子 .mp4 のファイルが作成される。このファイルは、OpenCV で扱うことができるが、1枚のフレームに左右の画像が半分に圧縮され連結して格納されているため、読み込んだ画像を左右の画像に分割し、横方向に拡大する必要がある。

うまく、カメラパラメータの取得とステレオカメラのキャリブレーションができたら、depthマップがつくれるのではないかと考えている。

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