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はじめに
順序がGPU版と逆になるが、最初はOpenPoseをCPUのみの環境で動作させようと試みた。OpenPoseのビルド手順を見ていたら、独自にCaffeが使用でき、なおかつMakefile.configのオプションに
# CPU-only switch (uncomment to build without GPU support).
# CPU_ONLY := 1
などと期待をもたせる記述があった。
結果
残念ながら試みは失敗に終わった。OpenPoseは、Caffe上に独自のライブラリを構築しており、そこで明示的にCUDAの機能を利用している。上記のオプションは機能してないようだ。
ソース(openpose-master/src/openpose/pose/poseExtractorCaffe.cpp)を見ると
error("ResizeAndMergeCaffe CPU version not implemented yet.", __LINE__, __FUNCTION__, __FILE__);
error("NmsCaffe CPU version not implemented yet.", __LINE__, __FUNCTION__, __FILE__);
などの記載があるので、今後様子を見てみる。
参考 GPU版
以下は、GPU版でのビルド中のメッセージである。NVCC src/openpose/pose/bodyPartConnectorBase.cu
NVCC src/openpose/pose/poseRenderGpu.cu
NVCC src/openpose/experimental/face/faceRenderGpu.cu
NVCC src/openpose/experimental/hand/handRenderGpu.cu
NVCC src/openpose/core/nmsBase.cu
NVCC src/openpose/core/resizeAndMergeBase.cu
明示的にCUDAの機能を利用していることが確認できる。
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