2017年7月10日月曜日

OpenPose1.0.0がリリースされたので手検出機能 を試してみた。(I tried hand detection of OpenPose1.0.0 that was released a few days ago)

手の検出結果(背景を人と誤検出)

はじめに

昨日に、予定されていたOpenPose 1.0が正式にリリースされ、顔特徴点検出機能に加えて、手の検出機能が追加された。1.0.0のリリースノートは、こちら

プログラムは、github から master を一式ダウンロードして、展開する。

ビルドに仕方の基本的な作業は、ここここに書いたものと同じであり、今回は手関連に関して記載する。

モデルデータの取得

models ディレクトリに移動し、getModels.sh を実行し、モデルを取得する。今回 modelの下には、poseとfaceのフォルダーに加えてhandが追加されている。
hand フォルダーには、getModels.shにより、

wget http://posefs1.perception.cs.cmu.edu/OpenPose/models/hand/pose_iter_102000.caffemodel

のコマンドが実行され、約141Mモデルデータが取得される。

サンプルプログラムの修正

手特徴点検出に対応しているのは、
exsamples/openpose/openpose.cpp
だけのようである。

このファイルをエディタで開き、100行目をfalseからtrueに変更する

 // OpenPose Hand
 DEFINE_bool(hand,                       true,

また、検出結果の画像を保存するフォルダーを149行に追加しておく

 DEFINE_string(write_images,              "../work/test"
      
保存ディレクトリは、たまたまテスト対象の画像を保存しているフォルダーと同じにしているが、ここは、何でもよい

ファイルを保存後makeを行う。

デモプログラムの実行

./build/examples/openpose/openpose.bin --image_dir ../work/test/

これにより、../work/testに保存されている画像すべて検出対象となる。
結果は一瞬画面に表示され、上記フォルダーに保存されている。

停止させるには、スペースキーを押す。helpは、hキーを押せばよい

この画像では、残念ながら未検出

補足


cudaコード
NVCC src/openpose/face/renderFace.cu
NVCC src/openpose/pose/renderPose.cu
NVCC src/openpose/pose/bodyPartConnectorBase.cu
NVCC src/openpose/hand/renderHand.cu
NVCC src/openpose/core/nmsBase.cu
NVCC src/openpose/core/maximumBase.cu
NVCC src/openpose/core/resizeAndMergeBase.cu

以上

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